基本動作 体の変更、同氣の流れ、諸手取り呼吸法
体 術 胸取り小手返し、終末動作呼吸法
最近、終末日以外は稽古に出なかったのですが、新たに4人も入門し、ここ3カ月で10人近く新人さん入門なので白帯君ばかり。こうも新人さん入りまくりとなると師範だけでは目が届かないかなって、ちと気になり出てみました。まあ、老体にムチ打たなくても若手が育っていて心配無用でした。ちゃんと自分なりに頑張って新人さんを指導していましたよ。
と言うわけで今日の稽古は新人さんウエルカム稽古。稽古相手はN後輩と。今回の新人さんは、ど新人レベルと言うか普段、あまり運動もしていない感じの人達だったので、普段はあまりやらない受身の稽古から。普段、新人さんは技の前に数回受身を教える程度で、稽古の時間を割いてまでやるのはうちでは珍しいんです。
ちなみに一番使う後ろ受身を10分ほどやりました。うちの後ろ受身は基本羽打ちしません。手は胸の前に交差させ、膝を横に畳んで、へそを見ると言う形でころりと回る。その侭、後ろに一回転してもよし、前に反動と付けて立ち上がってもよし。ですが個人的には腹がヘビメタなので立ち上がるより、正直な話し後ろに回った方が楽なんですよねぇ
ただ、元柔道家でもある後輩Oさんに言わせると合気道の受身は若干お気に召さないらしい。とくにうちなんかは受身に時間を割いて稽古しませんから、ただひたすら稽古で投げられて受身を覚えるだけ。なんでどうしても自己流に成り易い。自分なんか教えてもらったのは、へそを見る。手を付かない。後は痛くないのが受身って言うアドバイスだけですからね
合気道は技に逆らわず投げられる受身で、勝ち負けのある柔道は投げられまいと技を堪えて投げられる受身。その違いが受身にも現れるんですよね、目的が違えば受身も変わる。合気道の稽古なんだから、取り敢えず柔道は忘れてくれと言いましたが、そこの所が理解して貰えないって感じですかねぇ。