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Channel: 男心と冬の空
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今日の稽古 16回目

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基本動作 体の変更、同気の流れ、諸手取り呼吸法
体   術  座法片手取り1教表裏、座法正面打ち1教表裏
審   査  5級審査 子供ら3人
 
うちの道場の子供クラスで7歳から始めた子供がもう大学生になります。つい最近まで自分の肩ほどしかなかったと思ったらいつの間にか追いつかれてました。大学は合格をしたのか聞いたら、滑り止めのM治とH政は合格していて、残るは第一志望の国立大学の結果待ちだとか身長はおろか学歴まで追い越されてました
 
まったくM治とH政などは、自分にとっては夢のまた夢だったのに軽く言ってくれますよ。ただ、小さい頃から頑張り屋で、高校では今時、バンカラでやる人も少ない応援団の部長。県下有数の進学校だったとは言え、1年生の頃から毎日少なくとも3時間以上は必ず勉強していたそうな。やはり何事も日々の努力なんでしょうねぇ。
 
さて、今日の稽古は5級審査の座り技、片手と正面打ちの1教。稽古相手は大学生になる後輩Sと後輩M女史。ここ最近は新人さんウエルカム稽古で、座法の稽古は、久々といった感じ。やはりしんどかったです。立っているとどうしても足を使ってしまうので、腰の動きは限定されます。何時の間にか腰が固くなっていくと。そう言った意味ではやはり座法は必要です。
 
ここで必要になるのは基本なんですよね。もしくは原理原則とでも言うのか。基本って初心者が学べる様にシンプルで簡素なもの。レベルが上がるにつれ自分の体格とか筋力とかで変化応用していくものですが、未熟な人でも技が掛かる様に考え出されている基本の動きって、考えてみれば何一つ無駄がないんですよ。
 
それを上達するにつれて、上手ぶって自分の楽な形に変えてしまおうとする。基本って窮屈な感じがしますからね。でも、それが癖になると。まあ、それでも長く続けていけば個性になりますがね よほど他の人に違う筋肉構造をしていれば、万人の平均で考えられている場合は違ってきますが、普通の人は基本に戻るってのは、やはり必要なんだと思いますよ。
 
ちなみに初心忘るべからずと言ったのは、能を大成した世阿弥らしいですが、一般的に思われている初めの志を忘れてはならないと言う、ちょっと格好イイ感じのものですが、実は、偉そうな事を行っている人も初心者の頃は、みっともない事をしていたのにねって感じで言ったらしいです。う~ん、まさに自分の事かも

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