Quantcast
Channel: 男心と冬の空
Viewing all articles
Browse latest Browse all 210

今日の稽古 10回目

$
0
0
基本動作 体の変更、同氣の流れ、諸手取り呼吸法
武器取り 短剣取り 振り突き5教、振り突き小手返し、なぎ払い5教
 
今日の稽古は短剣取りシリーズ。稽古相手は基本動作時に後輩Kさんと後輩M女史の3人で、短剣取りは子供3人と4人稽古。あくまで個人的見解ですが、短刀取りは相手の短刀を取りますが、実践するもんじゃないと思ってます。実践では相手が短刀を出す前に制する、もしくは間合いから外れる、逃げて同等以上の武器を持つのが常套手段。そもそも武器を持つ相手に素手で戦う必要ありません
 
稽古は、不利な状況、想定を敢えてしているだけで、実践では有利な状況を作って戦うもの。もっと贅沢を言うのなら、そうした状況にならないようにする。開祖は合気道は勝つための稽古をするのではなく、勝った状態を稽古をするのだと言いました。身に降りかかった戦いに対応するのでなく、危うい気配をいち早く察知し回避するってのが大切なんですよね。ぶっちゃけ、これが無敵の護身術です
 
じゃ、武器取りの稽古をしなくて良いかと言うと必ずしもそうでもない。体術と武器取りでは、技的には同じに見えても獲物の長さ分の距離を食い込まれるわけで、踏み込みや押さえ方など、体術よりもより精度を求められるもになる。ともすれば慣れ合いとなり易い型の稽古ではありますが、対武器となれば緊張度が変ります。
 
まあ、今日は子供が相手だったので、とても気合を出すって状況ではなく、ちょっと緩い部分もありましたが、武器取り技は、体術の同列上位に位置する稽古なので、危ないからと武器を持たないで武器取りの稽古をしてもあまり意味がないんです。ま、これは指導者の方針もありますので、異論反論は認めますけどね

Viewing all articles
Browse latest Browse all 210

Trending Articles