今日の稽古　22回目

基本動作　体の変更、同氣の流れ、諸手取り呼吸法

体　　　術　　両手取り呼吸投げ内外、両手取り四方投げ表裏、両手取り腰投げ２つ、両手取り小手返し。

 

今日の稽古は両手取りシリーズ。稽古相手は子供2人と3人稽古。両手取りは３級の審査技です。感じとしては片手取りと同じなんですが、自分が級の頃を振り返ってみるとどっちの手が上なのか下なのか迷うんですよねあと項目的に2種類の腰投げが増えるので、そこが躓きどころ。自分の時は、なんかお情けで級を取った気がします・・・。

 

まあ、そんな自分で稽古を重ねてゆけば、少しづつでも精進はしました。両手取りは両手を掴まれた状態で技を掛ける稽古ですが、上達するにはその状態で動こうとするよりも両手をどう使うかを気付く事が必要になってきます。片手で誘導しもう片方で力を伝える等々、２つの手が相手に２つの手以上の影響を与える事をするってのが、ある程度には出来る様になりました　・・・って気がしているだけかもしれませんがね

 

ところで稽古途中で師範に用事ができて、途中から代稽古。技を見せる時の説明は毎回ほどんど決まっています。だらだら長い説明は、返って技の理解を遅くします。武道は体で動かすものだから、本来、言葉は必要ないんです。もちろん足りなくてもダメで、ある意味、短歌と同じ。無駄な表現を排除し、より効率の良い凝縮された選び抜かれたもの。でも、もちろん相手に伝わらなければダメ。そこの塩梅ですかねぇ。

 

まー、自分の経験では、長々とした説明は、自分はこれだけ細かく説明しているんだと言う自己満足が勝ってしまっているもんなんですよね