基本動作 体の変更、同気の流れ、両手取り呼吸法
体 術 胸取り1教裏、終末動作呼吸法
うちは小5から大人クラスに移るのですが、今日の稽古で、子供クラスの問題児?が、大人クラスデビュー。なんて言いますか、集中力の欠如した子で、稽古中でも放っておくとあっちにふらふら、こっちにふらふら。煩く見てろと言わないとぼーとあらぬ方向を見ています それを師範に叱られても元気よくハイ!と素直に応じます。
ちょいと適切な表現ではないかと思いますが、見た目の判断では、ちょいと足りない子?みたいな感じなんですが、知能は高く、24×36とかのふたケタの九九の計算を暗算できる。学校での成績を聞けば、体育以外はぜんぶ良いらしい。いわゆるなんでもそつなく熟す優等生タイプではなく、穴は大きいけれど驚異的な才能を見せる天才とでもいうのか。この先、どうなるのか目が離せません
さて、そんな子供が入った今日の稽古は、胸取りシリーズ。稽古相手は子供2人と3人稽古。開祖の決めた練習上の心得のひとつに合気道の教導は、その一端を教えるにしかず、個々の巧妙は不断の練習によって~とあり、なんでもあれこれ教えて貰えるわけでありません。これだと言う目的は教えますが、そうするにはどうしたら良いのかの手段は教えないんですよ。
なんで、今になって始めて分かる真実ってのも結構あったりします。そのひとつの教えだけでは、一端に過ぎないものが、幾つか組み合わせる事によって大きな意味を持ってくる。こうだと言われているから素直にするだけで深く考えてないものが、一端を組み合わせる事で、あ~なるほど!こう言う意味であったのね!と気付く。これが最初からこう言う意味なんだと教えられてしまったら楽しみが減る。結果、長く続けられない。
心得って結構、意味深く、大切なんだなって、今更ながら思う今日このごろです